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透覚:クレア

透覚
対象物、あるいは対象となる人を観察するとき、
人により見ている要点が違うと思います。
対象の表相を見ている場合は、いわゆる外見による判断が優位になります。
対象の内相(相という言葉が適切かどうかわかりませんが、
とりあえずここでは相という言葉を用います。)
を見ている場合は例えば対象となる人物の内面、人となりを見ていることになります。

 また、その対象となる人の背景(夫婦喧嘩をしてきたので、機嫌が悪いとか、
今日は誕生日で楽しいことが待っているなど)の雰囲気を見ている(感じ取っている)場合
はその背相(ここではそう表現することにします。)を見ていることになります。
多くの場合これらの、表相・内相・背相が対象を観察する場合に見る対象となります。

 そしてこれらの見て感じとった感覚の統合がうまくゆかないか、或はこれらのどれかを
感じ取りにくいと、社会生活に支障をきたし発達障害などの診断が下ることになります。
そしてこれらの感覚の統合の障害に対して感覚統合療法というのがあるようです。

 さらに、ここで取り上げたいのは、観察する対象の向こうにあるもの、
それを敏感に感じ取っている人達も多くおられると思います。それを透視の感覚、
つまり透覚という言葉を使って表現したいと思いますが、
(透視や千里眼のことをclairvoyanceと言いますので、図ではclair(クレア)と略して表記しています。)
実は発達障害と言われている人達の中にこの透覚(clair)に翻弄されて、
感覚統合に支障をきたしている人達が結構な割合で
混在しているのではないかということです。

 私自身、クレアになるかどうかわかりませんが、
結構色んなことに敏感なほうなので、
感じていてもただ自覚していないだけなのかもしれません。
ひょっとしたら、そういう人も多いのではないでしょうか(ほとんどの方がそうなのかもしれません。)

社会生活に適応できない、或は適応に苦労している方々に日常の診療で多く出会います。
カウンセリングや診療においてはこの透覚:クレアの領域も包括した捉え方が
重要だなと思い、この記事を記しました。
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