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心の地図 実例 - 2012.07.08 Sun

 こころの地図についてはカテゴリ:心の地図 を選んでいただければ心の地図
についての解説が連続してご覧いただけます。
それらの知識と、心の地図の裏の解説をもとにご活用いただければと思います。

 それで、もう少し、心の地図の使い方を体感していただくために
心の地図を実際の人のこころの動きでたどってゆきたいと思います。
心の地図ネット版

 症例:34歳 女性 Yさんもともと、元気で朗らか、病気もあまりしないタイプだった
のですが、お子さんの小学校入学とともに、PTAの役員に選ばれました。ところが、
PTAの役員会が始まると、いつの頃からか、役員の皆から自分が遠ざけられていることに
気づきました。どうしてなのか、自分では全く理由がわからず落ち込み、悩んでいると
ある役員の一人に、「あなたは、人の苦労がわからないのよ。はっきり言って無神経、
いわゆるKYなの、わかる?わからないでしょうね!」と思わぬ辛辣な言葉を投げかけられ
ました。それからYさんは増々落ち込み、食事も喉を通らなくなったといいます。

 そして、心底 疲れ果てて、どうしていいかもわからず。
相談出来る人もない困ったと、当院を受診されることになりました。

この時、Yさんは心の地図でebony を選びました。
ebonyは挫折を感じた時や、なんとかしたいけれどもどうしようもない
落胆に浸っている時などに選ぶケースが多いです。
    そして、オストワルト色相環の中から選んだ色は紺色でした。
病で訪れた患者さんが紺を選ぶ時、一つのことをじっと考えている時
悩んで居る時に選ぶことが多いです。(健康な時に選ぶ紺色とは
意味合いが異なります。)

Yさんはもともと黄色が大好き、いつも元気で朗らか、いじめられた経験も無かった
といいいます。一人っ子で両親にも大切に育てられ、その時の自分が大好き、
「今でもその時の自分でいたい。」とおっしいました。

さんざん、PTAの役員会で嫌な目に合わされたので、なんとなく自分が嫌われている
理由は今はわかる。自分が何の悩みもなく今まで育ってきたが、思い返せばきっと
周囲の人たちに不快な思いをさせていたこともあったのだろうなと思い当たる
ところもある。結婚してから、夫にも色々と言われてきたがそれは夫が悪いと
思っていたことも、実は自分に原因があったことも多々あるような気がしてきた。
いったい自分は何なのか、生きているのが辛い、こんな目に合うなんて
と涙をこぼされました。

 そんなYさんに、「あなたの好きな黄色は例えて言えば、太陽のようなもの
さんさんと光り輝き、みんなに明るさを振りまくのが黄色の人のいいところ
でも、太陽からは決して、照らしているものの影が見えません。太陽から
見えるところは、太陽の光に照らされたところばかりだからです。」

「あなたはきっと、両親に守られて、大切に育てられずーっと太陽のままで
いることが出来た、でも、きっといつまでも太陽でばかりも居てられない場面も
あったはずだが、それは無視して無いことにして通りすぎてきたはず。
でも、こんどばかりはそうは行かなくなったということだと思います。」

あなたが今体験している紺色の人の立場や、その他の緑色の人、オレンジの人、赤色の人、
紫の人たちはそれぞれの立場で、大なり小なりの悩み、苦労を抱え、それを
なんとかしようと努力し、大人になってきています。

しかし、あなたはそれをせず、深く考えることを恐れ、避けて通ってきた
持ち前の明るさだけで切り抜けてきたとも言えます。

「今は、紺色を体験し、しっかり自分を見つめなさい、考えなさいということだと
思います。太陽は照らす相手がいなければ、太陽では無くなってしまうこと
照らす相手がいるおかげであなたが、元気でいられたことをよく理解すべき
いいチャンスだと思います。辛いでしょうが、じっくり自分と向い合ってください。」

と説明し、クリニックでは診察後にNatural law samsara(クリニカル リフレクソロジー)
を受けてもらうことにしました。samsaraを受けてもらうことで、混乱状態にある自分に
余裕が出来、自分を見つめることができるようになります。

 数日後、彼女が選んだのは心の地図のdharana色はやはり紺色です。
自分がどうして、そうなったのか理解は出来たものの、まだまだ心身の
回復は充分ではなく、しっかり自分を見つめなおし充電をすべきポジションです。
dharanaには集中するという意味と繋ぎとめる(川岸につないだ船を流れないように
繋ぎ止める)意味があると説明しました。

このような時期、自暴自棄になりがちなので、そうはならないでねという願いを込めて、
この”dharana”という名前をつけていることも説明しました。

 それから数週間、診察とその後のsamsaraを繰り返しました。
はじめはやつれて暗かった彼女の表情も、少しずつ落ち着きを取り戻してゆきました。

そして、彼女が選んだのは palosanto でした。
自分に欠けていたこと、認めないといけないことはわよくわかったが、
それをなんとか頑張って克服してゆくのが辛いと言いました。
(この時、彼女が選んだ色は紫味の青です。)

 palosantoを選ぶ時、辛いけどもがんばらなければならない状況の時選ばれること
の多い色あいです。彼女にはあまり頑張り過ぎないようにアドバイスしました。
そして、もう少し気が楽になるように、香蘇散という漢方を処方、(本来は風邪の
漢方ですが、考えなくてもいいとわかっているのに考えてしまう時に気持ちを
落ち着けてくれる働きがあります。)

 それから、一週間後、彼女はearthを選びました。
心身ともにまだ思わしくないのですが、バランスを取ろうとしはじめた証です。

 この時、彼女は「実は自分の一人娘を育てるのが嫌だった。
自分はずーっと、かまってもらう立場で居たかったのだということに気がついた。」
と言いました。そのことに本当は気がついていたのだけれども、いけないことだと
その気持ちにフタしてやり過ごしていた。とも言いました。

 彼女は自分が大人になることを拒んできたこと、
それが、PTA役員のお母さんたちとの間に隔たりを作ったこと
そして、自分の娘に対しても、拒否反応を示してしまっていたこと
を自分自身に認めさせることができたのです。

 その後も葛藤は続きました。
一人になりたい、誰とも接触したくない放っておいて欲しいという時期もあり
(この時はdhyanaを選び、色は紫でした。)
一時的に全くもとの自分に戻れた~!といいながら、vital の黄緑を選んだ
時もありました。(この時の彼女はしいて元気になろうとし、ジョギングを
はじめたり、ちょっと、無理をしてカラ元気を演出しているように見えた。)

 で、最近はsoft~lightあたりに落ち着き、ピンクや水色を選ぶことが
増えました。大人である自分をようやく認めることに慣れてきて、子育ても
愛情を持って娘に接することができるようになってきたとおっしゃっています。

 PTAの役員を終えたこともあり、心の落ち着きは取り戻す事ができました。
そして、今回の出来ごとで彼女は通らなければならない関門を通り抜けること
ができたのだと思います。

 生きている限り、心の揺れは続きます。

しかし、今回の彼女の経験は彼女を一歩、人としての成熟に導き
幸せに近づけることができたのだと思っています。

 このように心の地図で経過を追ってゆけば、
どのように回復し浮上していったのかが、手に取るように理解していただけると
思います。

 参考になりましたでしょうか?
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プロフィール

春田博之

Author:春田博之
はるた ひろゆき

~1960年生まれ

芦屋こころとからだのクリニック

院 長
color holisticmedicine
色彩応用医学 創設者

芦屋こころとからだのクリニックで、なぜか繰り返す症状、中々解決できない健康の悩みをこころとからだの両面からアプローチし数々の患者さんを救っている。

2014年には医療最前線の名医「現代の赤ひげ12人」の一人に選ばれた。

colorholistic creator として
セミナーも実施中

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