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木火土金水 - 2011.09.25 Sun

五行思想の五行の関係、
(以下wikipediaから)

相生
順送りに相手を生み出して行く、陽の関係。

木生火
木は燃えて火を生む。
火生土
物が燃えればあとには灰が残り、灰は土に還る。
土生金
鉱物・金属の多くは土の中にあり、土を掘ることによってその金属を得ることができる。
金生水
金属の表面には凝結により水が生じる。
水生木
木は水によって養われ、水がなければ木は枯れてしまう。

相剋
相手を打ち滅ぼして行く、陰の関係。

木剋土
木は根を地中に張って土を締め付け、養分を吸い取って土地を痩せさせる。
土剋水
土は水を濁す。また、土は水を吸い取り、常にあふれようとする水を堤防や土塁等でせき止める。
水剋火
水は火を消し止める。
火剋金
火は金属を熔かす。
金剋木
金属製の斧や鋸は木を傷つけ、切り倒す。



 相剋の説明はまあ、わかりますね。説明に無理はありません。
 しかし、相生はどうでしょうか?

 金生水
 金属の表面には凝結により水が生じる。

 皆さん、この説明に素直にうなずけますか?
 無理がありますよね。
 ところが漢方の世界ではこの説明がまかり通っています。
 古典には説明できないようなところがあり、
 それはそういうものとして無理に覚えてしまうという風習があります。
 そのままいっちゃうのです。
 専門家達がですよ。

 これって、おかしいとは思いませんか?
 

 この五行は生活に必要な五材からきているという
 説があるのですが、(ギリシャ医学や、アーユルヴェーダで言われる
 五元素ではないのです。)この説から推測すると、私は
 木火土金水はもとは焼畑農業の手順を示したものだったのでは
 ないかと思うのです。

 森があります。食べ物を育てるため、畑を作らなければなりません。
 それで、木々に火をつけます。そして燃え上がった森は土となります。
 そしてその土を鍬(金)で耕します。そして種をまき、水をやれば
 作物が育つわけです。   木⇒火⇒土⇒金⇒水となりますね。

 五行は五つの行いです。元素ではありません。
 それを後世の人たちがご元素と勘違いして解釈しようとしたために
 金生水⇒金属の表面には凝結により水が生じる。
 という無理な説明が出てきたわけです。
 
 人々の生活に密着した日々の行い、その中から生まれてきたのが
 五行思想なのではないでしょうか、それがやがて陰陽五行説という
 理論にまで昇華されたのだと思います。

 そういった視点でもう一度、陰陽五行説を見つめなおすことも
 必要だと思います。
 
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● COMMENT ●

確かに以前より「金→水」の部分は苦しいな・・・と思ってました。
そして私も漏れなく丸暗記しました。
農業ですか。
確かに人間の営みを基にした考えで腑に落ちますね。
アーユルヴェーダやチベット文化の元素があるから、五行も元素だと思われたんですかね。

Re: タイトルなし

> 確かに以前より「金→水」の部分は苦しいな・・・と思ってました。
> そして私も漏れなく丸暗記しました。
> 農業ですか。
> 確かに人間の営みを基にした考えで腑に落ちますね。
> アーユルヴェーダやチベット文化の元素があるから、五行も元素だと思われたんですかね。
中国では土が全ての中心ですから、土に関わる人の暮らし、営みが
考え方の原点になっていったと考えてもおかしくないと思います。

「五行は五つの行いです。元素ではありません。」

大同意します。

「そしてその土を鍬(金)で耕します。そして種をまき、水をやれば作物が育つわけです。」

これは考えもしませんでした、通説よりはるかに納得がいく注目すべき説だと思います。

とめさん、色々と、詳細なコメントありがとうございます。
ところで、とめさんのプロフィールなど差し支えない範囲で教えていただけませんでしょうか?

とめさん、は茉莉花さんでしょうか?

レスありがとうございます。

先日ふと疑問に思ったことを調べたあと、ネットで同じようなことを考えている人はいるだろうかと思い検索しましたところ、先生のページにヒットしまして「おお!」と思って色々と書いてしまいました。先生の、古典をベースにしつつも再検討され、その本来の姿を追い求める姿勢にとても感動いたしまして、つい嬉しくなって長文を書いてしまいました。以下もダラダラと長くなりましたので、適当に読み飛ばしてください・・・。

茉莉花さんという方は存じません。(ここにコメントなさっている方でしょうか?)
昨日初めてこのページを知った者です。

五行思想については「五行大義」自体が記された時点で当時の通説が相当混乱しているのを嘆いて書かれたものだというぐらいですから,後代になって先生の指摘される金生水の妙な説明のようなものがまぎれていることがあっても不思議ではないなと感じました。しかし先生のようにちゃんとそれを考察される方の方が珍しいと思います、どうしても古典の権威があるためでしょうか・・・。

私は完全な素人なので、全くの私見ですが「五行大義」において重要な記述は「白虎通」という書物からの引用部分ではないかと思っています。ここからの引用にはかなり不思議な、といいますか何かしらの真理について述べられているようなものが多いと感じます。

色に関しまして、私がはじめに疑問に思ったことは
「なぜ黄色は専用の網膜の細胞(錐体細胞(オプシン))では捉えられないのに独立した『色み』として感じるのか?」ということです。

よく光の三原色として赤、緑、青の光を言いますがこれらは網膜上にたしかにその波長に合致するタンパク質(オプシン)を持つ細胞を持っており、疑いなく原色であります。

ここで中間色とされる紫(赤と青の光)、青緑、黄(赤と緑の光)について考えてみると、
紫は確かに感覚的にも赤みと青みを同時に感じる色ですし、青緑もまたその名のとおり青と緑を同時に感じます。

しかし、黄色という色は、生理上は赤い光と緑の光を(テレビ画面の黄色のように)同時に見ると感じる色にも関わらず、感覚的にそれを赤と緑の合わさった色だと感じることができません、赤みの黄色も緑味の黄色もありますが、赤みと緑みを同時に感じられる黄色というのはありません。これはどう考えても他の中間色と異質な存在です。生理的には中間色であるにもかかわらず、明らかに感覚的には黄色は独立した「色み」のもとであり、原色と感じられます。

そういう理由で、黄色という色は他とは違ったとても特別な色、不思議な色だと思い、その黄色を高貴、中央の色とする五行思想は何か古人の不思議な直感をもとにしているのであろうと感じていました。

黄色は動物界でも特別らしく、ウミヘビやライオン、ハチなどの「攻撃手段を持っているが、積極的に他者と争うわけにはいかない(自分もけがをするので)生物」がよく見せる色のようです。相手に警告を送っているのでしょうか。魚の中には色を変えるものがいて、異性をよぶときは体の横を赤くするのに棒でつつかれたりして怒るとその同じところを黄色くするそうで、これも警告とみえます。(偶然でしょうか、信号の注意、サッカーの三枚食らうと退場しなくてはならないカードも黄色です。)はっきりしませんが、「内にエネルギーを持っているぞ」ということなのかもしれません。

たしか、地球上に初めて生まれた虫媒花の花びらの色も黄色だったという説もききました。どういった話だったか全く忘れてしまいましたが、虫にとっても目立つ色だったということしょうか。クモなどは鳥よけに黄色い体であるともいいます。

話はそれますが、昨日長文コメントした先生の記事の中に

「夜空の下、暗がりの中で見た色なのです。」

と書かれていましたがこれも非常に納得がいきました、「古来の祭祀はみな夜、かがり火の下でやった」という、ある染色の先生が仰っていたのを思い出したのです。おそらくそういう光の下で綺麗な衣装であったと思います。(また光の少ない下では生理的にも錐体(オプシン)よりも第四の色とも言える桿体細胞(ロドプシン)が働く割合が高まるため、人の色彩感覚も日中のそれとはずいぶん変わるのでしょう。)

肺が紫というのにも興味を惹かれました、というのも知っている人で呼吸器の弱い人は紫色が大好きな方なのです。街で紫系の服を着ている人になで肩というか、胸郭の小さい女性が多い意ことにたまたま気づき、それでそういう体型をしているその方に訊ねてみたところ色の中で紫が最高だとのことでした。なぜなのでしょうか?全く不思議です・・・

すみません、書き忘れていました・・・
私は神戸在住27歳男です。

黄色は一番明度が高いので、エネルギーを高く感じるのではないでしょうか、黄色を好きな色として選ぶ人たちは比較的、健康で心身のバランスがとれた人に多いです。または、風邪のひきはじめの(体としての)警戒態勢の時に黄色を選ぶことが多いです。
人間が様々な色彩を見ることができるというのは、生存のために必要だからだと思います。生存のためとは食べるため、つまり人が色を選ぶ時、その色のものが体に必要なものであるのかそうでないのかを無意識に選択しているのだと思っています。
ちなみに、錐体ですが、緑>赤>青の順に多いそうです。これは陸上で生きてゆく上で、まず食べるものが容易に得られる植物を見つけやすくするため、そして植物が見つからない時は動物、出来れば傷ついた(血の流れている)弱った捕らえやすい動物(肉)を見つけるため、それも見つからない時は生きてゆくのに最低限必要な水を見つけるため、だから緑>赤>青の順になっているのだと考えています。
黄色はその緑と赤の合わさった色になりますから、色の中では網膜を最も刺激させる色になるんでしょうね?きっと、(他の動物はどうなのかよくわかりませんが・・・、)

紫はチアノーゼを連想させる色ですね、(酸欠で顔色の悪い状態)動脈血と静脈血が交差すつ肺のイメージでもあると思います。しかし、咳痰が出たり、喘息発作がでている状態の人は青~水色を選ぶ人が多いです。これは気管粘膜の浮腫みつまり水毒症状と関連しての水を連想させる色としての本能的な選択ではないかと思います。つまり、肺には紫とブルー系の色が関係してくることになります。

陰陽五行説で肺が白となっているのは吐息が白く見えることに関連するのでは?と思っています。特に夜空の下では吐息の白は際立ちますね。

「風邪のひきはじめの(体としての)警戒態勢の時に黄色を選ぶことが多いです。」
面白いですね・・・!その時だけ気になるのですね・・・これも警戒

「咳痰が出たり、喘息発作がでている状態の人は青~水色を選ぶ人が多いです。」
そうなのですか・・・その方はたんなどは全く出ないのですが、よくせきの出る風邪を引き、自分でも気管にくるといっています。ともかく幼稚園のときから紫が好きだったそうです。

ここまで書いていて急に思い出しました、私が幼いころ近所に住んでいた喘息の男の子がおりましたが、確かに水色が好きだと言っておりました(なぜそういう話になったのか忘れましたが、確か折り紙の色か何かだったと思います。)そのとき私は水色はなんとなく弱そうで自分はいやだなと思ったので、そのことを覚えております。

「陰陽五行説で肺が白となっているのは吐息が白く見えることに関連するのでは?」
私もすごく共感します。乳化したもの(牛乳など)や、小麦粉、雲、お風呂のすりガラス、湯気、びろうど(毛のたった布)などの微細構造のもの、形は乱反射などで白くなりますので、そういう形態について古人は言っているのかもしれません。

色々な、簡単には知り得ないことをお教えいただきありがとうございます。


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プロフィール

春田博之

Author:春田博之
はるた ひろゆき

~1960年生まれ

芦屋こころとからだのクリニック

院 長
color holisticmedicine
色彩応用医学 創設者

芦屋こころとからだのクリニックで、なぜか繰り返す症状、中々解決できない健康の悩みをこころとからだの両面からアプローチし数々の患者さんを救っている。

2014年には医療最前線の名医「現代の赤ひげ12人」の一人に選ばれた。

colorholistic creator として
セミナーも実施中

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