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カラーコンパスのメカニズムと生薬 トライヤル~ - 2015.09.25 Fri
陰陽五行 春田説 - 2015.09.22 Tue
陰陽五行説の成り立ちについて、私の説を再度まとめたいと思います。

五行は五つの行い、或は生業であり、木火土金水は木を火で燃やし、燃えたあとにできた灰のアルカリで酸性化した土が中和され作物を育てるのに良い土になる、そしてその土を金属の鍬で耕し、種を植え水をやれば作物が育つ、、、といった焼き畑農業の作業手順を木火土金水とまとめたのが、そもそもの五行の始まりであるというのが私の説です。
漢方の世界では今だに金から水が生まれるといった、真に非科学的なお話しがまかり通っていますが、これはどうしても納得できるものではありません。庶民の生活に根差した、生きて食べてゆくための実に素朴な日々の行いを表したのが、五行のはじまりだと思います。

そして、この五行の色ですが、水が黒、木が青というのは合点がゆきません。よくよく考えてみれば、実はこれは暗闇の中で見た色なのです。夜中に海や川の水を見ると色が無く、黒色に見えます。そして、木の葉の緑は暗闇では青色と区別が困難になります。五行の色はほとんど色の区別がつけにくい暗闇の中での色なのです。ですから火の色は最も目立ち赤い色で(実際には赤~オレンジ、黄色と混じります。)心に例えられたわけです。そして、その火の燃える下に見える土の色は茶色ですが、火に照らされますので、赤味を帯びて明るく照らされます。黄色と表現されていますが、実際にはイエローオークぐらいの色でしょう。

(図はPCCSの立体的な色相環の図を引用させていただいており、その上に作図し説明を加えております。)
それで、木火金水の色の順ですが、実はこれは色彩的には明度の順に合致します。暗闇では色の区別が難しく、明度がその重要度を増すことになります。黒の腎(水)が一番下に、白の肺(金)が一番上に来ることになります。
*この私の発見したこの五行の明度の順を上下逆さまにして、オリジナルのものとしてテキストに記し漢方のセミナーされている民間の方がありますが、とんでもない蛮行です。この結論に達するまでの試行錯誤がどのようなものであったかはこのような方には決してわからないと思います。人のものをコピーして形だけを真似る、そんなことで、本当の内容が伝えられるのでしょうか!?
人々を混乱に陥れるような行為はやめていただきたいと思います!!ちゃんとした理屈の通ったお話しを皆さんは聞きたいはずです。皆さんもよくよくお気を付けください。

そして、次にこの陰陽五行の色を太陽光の下で眺めてみるとどうなるかを考えてみました。まず、心に象徴するものは昼間の自然環境の中では太陽です。これを色相環の純色に当てはめると黄色が一番近い色になります。そして、暗闇では青か緑かわからなかった色が太陽の下で明らかな緑であることがわかるようになります。土の色は茶色ですが、純色ではオレンジが一番近い色になります。そして、水の色は水色から紺色あたりになりますね。

これを先ほどの、立体的な色相環に当てはめてみると、図のように変わります。面白いことに、色相環の循環も逆方向に変わりますね~
以上がカラーコンパスに採用されている、色と五臓の関係の理由付けです。ご参考になれば幸いです。

五行は五つの行い、或は生業であり、木火土金水は木を火で燃やし、燃えたあとにできた灰のアルカリで酸性化した土が中和され作物を育てるのに良い土になる、そしてその土を金属の鍬で耕し、種を植え水をやれば作物が育つ、、、といった焼き畑農業の作業手順を木火土金水とまとめたのが、そもそもの五行の始まりであるというのが私の説です。
漢方の世界では今だに金から水が生まれるといった、真に非科学的なお話しがまかり通っていますが、これはどうしても納得できるものではありません。庶民の生活に根差した、生きて食べてゆくための実に素朴な日々の行いを表したのが、五行のはじまりだと思います。

そして、この五行の色ですが、水が黒、木が青というのは合点がゆきません。よくよく考えてみれば、実はこれは暗闇の中で見た色なのです。夜中に海や川の水を見ると色が無く、黒色に見えます。そして、木の葉の緑は暗闇では青色と区別が困難になります。五行の色はほとんど色の区別がつけにくい暗闇の中での色なのです。ですから火の色は最も目立ち赤い色で(実際には赤~オレンジ、黄色と混じります。)心に例えられたわけです。そして、その火の燃える下に見える土の色は茶色ですが、火に照らされますので、赤味を帯びて明るく照らされます。黄色と表現されていますが、実際にはイエローオークぐらいの色でしょう。

(図はPCCSの立体的な色相環の図を引用させていただいており、その上に作図し説明を加えております。)
それで、木火金水の色の順ですが、実はこれは色彩的には明度の順に合致します。暗闇では色の区別が難しく、明度がその重要度を増すことになります。黒の腎(水)が一番下に、白の肺(金)が一番上に来ることになります。
*この私の発見したこの五行の明度の順を上下逆さまにして、オリジナルのものとしてテキストに記し漢方のセミナーされている民間の方がありますが、とんでもない蛮行です。この結論に達するまでの試行錯誤がどのようなものであったかはこのような方には決してわからないと思います。人のものをコピーして形だけを真似る、そんなことで、本当の内容が伝えられるのでしょうか!?

人々を混乱に陥れるような行為はやめていただきたいと思います!!ちゃんとした理屈の通ったお話しを皆さんは聞きたいはずです。皆さんもよくよくお気を付けください。

そして、次にこの陰陽五行の色を太陽光の下で眺めてみるとどうなるかを考えてみました。まず、心に象徴するものは昼間の自然環境の中では太陽です。これを色相環の純色に当てはめると黄色が一番近い色になります。そして、暗闇では青か緑かわからなかった色が太陽の下で明らかな緑であることがわかるようになります。土の色は茶色ですが、純色ではオレンジが一番近い色になります。そして、水の色は水色から紺色あたりになりますね。

これを先ほどの、立体的な色相環に当てはめてみると、図のように変わります。面白いことに、色相環の循環も逆方向に変わりますね~
以上がカラーコンパスに採用されている、色と五臓の関係の理由付けです。ご参考になれば幸いです。
カラーコンパスのメカニズムまとめ図 - 2015.09.19 Sat
カラーコンパスのメカニズム - 2015.09.16 Wed
カラーコンパスのメカニズムを、古典を振り返りながらも囚われずに、もう一度検証してみました。

上の図の様に、脾から吸収された栄養分は(門脈を通って)肝にゆき代謝合成されて、肺で酸素を取り入れ燃焼の準備を整えます。そして心臓にゆき心臓の元気(陽気)で体循環を巡ります。そして腎に達すると腎臓の元気(陰気:先天の気)と合わさります。

そして、腎からは気血水の生体エネルギーの一つ水が生まれます。肝からは気が、脾からは血が生まれます。(脾からの血の誕生には腎の気が必要)

そして、腎から生まれた水は水lineに流れ込み、体を防衛する最前線となります。⇒防水
肝から生まれた気は気lineに流れ込み、体を防衛する第2の防衛網になります。⇒衛気
脾から生まれた血は血lineに流れ込み、各臓器を養います、⇒営血
図の五芒星の矢印の順は、陰陽五行では相克の順ですが、相克ということの囚われをはずすことで、このような柔軟な解釈が可能となりました。長期の病気から回復するときは腎⇒心⇒肺⇒肝⇒脾の順になります。これは食事のところでも述べていますが、塩⇒苦⇒辛⇒酸⇒甘の順でホメオスタシスレベルに応じて食事の味の中心を考えてゆけばいいことになります。
相克の順は実はとっても、体を維持するのに大切な意味を持っていたのですね。やはり五芒星には何か力があるのかもしれません。

上の図の様に、脾から吸収された栄養分は(門脈を通って)肝にゆき代謝合成されて、肺で酸素を取り入れ燃焼の準備を整えます。そして心臓にゆき心臓の元気(陽気)で体循環を巡ります。そして腎に達すると腎臓の元気(陰気:先天の気)と合わさります。

そして、腎からは気血水の生体エネルギーの一つ水が生まれます。肝からは気が、脾からは血が生まれます。(脾からの血の誕生には腎の気が必要)

そして、腎から生まれた水は水lineに流れ込み、体を防衛する最前線となります。⇒防水
肝から生まれた気は気lineに流れ込み、体を防衛する第2の防衛網になります。⇒衛気
脾から生まれた血は血lineに流れ込み、各臓器を養います、⇒営血
図の五芒星の矢印の順は、陰陽五行では相克の順ですが、相克ということの囚われをはずすことで、このような柔軟な解釈が可能となりました。長期の病気から回復するときは腎⇒心⇒肺⇒肝⇒脾の順になります。これは食事のところでも述べていますが、塩⇒苦⇒辛⇒酸⇒甘の順でホメオスタシスレベルに応じて食事の味の中心を考えてゆけばいいことになります。
相克の順は実はとっても、体を維持するのに大切な意味を持っていたのですね。やはり五芒星には何か力があるのかもしれません。
風(ふう)ー 地水火風空 - 2015.09.15 Tue
地水火風空のうち 風について・・・
風は地に砂埃をもたらし、地は乾燥する。
風は火に炎をもたらし、炎は風をもたらす。
風は水に波紋をもたらし、波となる。
風は空を走り、唄をうたう。
風にとって、地は無反応、しかし、地はいつでもじっとそこにある。
風にとって、火は対峙するもの、間違えると火炎のもととなる。
風にとって、水は命、風の息吹が立ち現われる。
風にとって、空は宇宙、無限の彼方へ誘う。
風は地に砂埃をもたらし、地は乾燥する。
風は火に炎をもたらし、炎は風をもたらす。
風は水に波紋をもたらし、波となる。
風は空を走り、唄をうたう。
風にとって、地は無反応、しかし、地はいつでもじっとそこにある。
風にとって、火は対峙するもの、間違えると火炎のもととなる。
風にとって、水は命、風の息吹が立ち現われる。
風にとって、空は宇宙、無限の彼方へ誘う。