2014-06

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色彩応用医学~私の色彩論 - 2014.06.06 Fri

 色彩応用医学において色彩とは人類の生命維持に関わる重要なシグナルであり、その意味づけを起点としてその色彩論は展開します。

 まず、脊椎動物となった人類の祖先は海から陸上へ上がります。
その陸上には先立って海から陸上へ上がった植物たちがその栄華を誇っています。
その植物たちによって形成された大気を呼吸し
その植物たちによってもたらされた食物を食し
その植物たちに養われた生物を食し
我々の祖先は進化をとげてきました。

 その進化の中で誕生した人類は視覚情報を主に頼りに生命活動を維持してきまたした。
そして、その人類にとって、安息と安住をもたらしてくれたのは
「緑」です。食物を安定供給し、外敵から身を隠してくれる緑の植物たちは私たちの祖先にとって緑という色彩は生命を守るためのとても重要なシグナルとなりました。
しかし、その安住の地は永遠に続くわけではありませんでした、山火事や、干ばつにより緑の地を失うこともあります。

その時、命を繋いでくれるものは他の動物でした。
生命活動を続けている他の動物の命をいただくということです。
ですが、野生の動物は生存をかけて懸命に生きていますですから、そうたやすく手に入るものではありません。
道具を扱えるようになった人類は、斧や、矢などの狩りの道具により、獲物を獲得します。
その獲物は傷を負い赤い血を流しています。「赤」という色彩は私たち人類にとって生命を維持するためのとても重要なシグナルとなったのです。

そして、緑も無く、赤も無くなったとき、私たち人類は生命を維持するために何を探すでしょうか
それは水です。砂漠をさまよう民が最も求めるものは水が湧きだすオアシスです。
生命の根源を支える水の色「青」という色彩は私たち人類ばかりでなく、すべての生命の根源でもあります。生命の根源を守る色彩としてとても重要なシグナルなのです。
 
 こうして、私たち人類の網膜には緑>赤>青の順に色を感じる錐体細胞が多く分布することになります。
(赤>緑>青の報告もあります。http://web2.chubu-gu.ac.jp/web_labo/mikami/brain/25-8/index-25-8.html )

この三原色は生命維持にとっての最も重要かつシンプルなシグナルを意味します。

 そして、そこから派生した色たちはそれぞれの色(緑・赤・青)に類似した意味合いを持ちながら人類の生命維持に貢献してきます。
水のたくさん集まった場所は瑠璃色となり、生命を育む場所を意味し
その水の流れは川であり水色となり、生命の遡上を意味し
その水を吸い上げる緑色は新たな生命の形成を意味し
その水のエネルギーを吸い上げどこまでも伸びようとする黄緑色は生命の新生を意味し
太陽のエネルギーを存分に吸収し一気に開花させた花びらの黄色は生命の歓喜を意味し
そのエネルギーを実りに変えていったオレンジ色や赤色は生命の成果を意味し
その実りの中に宿った種は色素が凝縮した紫色で種の保存を意味します。

 やがて、人類は社会を形成し文明を持ち、文化活動を行うにつれ
原始的な生命維持のための色彩のメッセージに様々な情報を上書きしてゆくこととなります。
そして、本能的な色彩に対する概念から情緒的な色彩に対する概念への変化へとつながってゆきます。

このことにより私たちは喜怒哀楽に応じて色彩を活用することになりました。
例えば楽しい時は明るい華やかな色を身にまといお祭りへと発展し、
人が無くなるなどの悲しみや厳かな気持ちの時には黒や白の色を身にまとい
あまり楽しく無い時は灰色がかった色を身にまとってみたり随分と色彩の持つ意味合いには多様性が現れるようになります。

 これが色彩応用医学における色彩に対す基本的な考え方です。

 そして、心身の健康状態を損なったとき、人の選択する色彩は原始的な選択へと戻ります。
生命を維持するために必要な色彩の選択になるわけです。だから、体調が思わしくない時普段選ばないような色を選択するということになります。

 例えば、出血や炎症、或は於血などの血液が絡む不調の時は赤を選ぶ人が多いし代謝やアルコールによる障害のように肝臓に関わる不調の時は緑を選ぶ人が多い(緑の植物の光合成はまさに人でいう肝臓に相当する)浮腫や、喘鳴、鼻水などのようにみ体液に関わる不調の時は水色~青系の色を選ぶ人が多い

 これはまさに自身の体内で起きている生命活動の情報として色彩を選ぶようになっているのです。
その他にもまだまだ、こういった情報を私たちは多岐にわたりキャッチしているのですがその色彩の情報を活用して、医療に役立てているのが私が創設した「色彩応用医学」なのです。

芦屋こころとからだのクリニックの看板には、色彩心理療法と便宜上記していますが、実はもっと奥が深い世界が色彩応用医学にはあるということを知っていただければと思います。

    以上、私の色彩論、色彩に対する主な考え方でした。
                             
     芦屋こころとからだのクリニック 院長 春田博之


 メモ:

黄色より長波長の光に対しては、赤錐体にのみ感度があり、緑・青錐体には感度がないという「赤」の視覚パターンを生じる。
また、赤錐体には青錐体より短波長側に第二の反応ピークがあるため、青より短波長の光に対しては、赤・青錐体に感度があり、緑錐体には感度がないという「紫」の視覚パターンを生じる(wikipediaより)

こういう話しもある。公益社団法人日本印刷技術協会より抜粋
http://www.jagat.or.jp/past_archives/story/11481.html
われわれ人間には、その錐体が3種類あり、RGB色に感じるということで3原色説が成り立っているのだが、実際には図1のようにGとR錐体の感色性にはほとんど差がなくBGG'の3種類と言ったほうが正確なくらいなのである。
LMS錐体感色
黄色より長波長の光に対しては、赤錐体にのみ感度があり、緑・青錐体には感度がないという「赤」の視覚パターンを生じる。また、赤錐体には青錐体より短波長側に第二の反応ピークがあるため、青より短波長の光に対しては、赤・青錐体に感度があり、緑錐体には感度がないという「紫」の視覚パターンを生じる

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プロフィール

春田博之

Author:春田博之
はるた ひろゆき

~1960年生まれ

芦屋こころとからだのクリニック

院 長
color holisticmedicine
色彩応用医学 創設者

芦屋こころとからだのクリニックで、なぜか繰り返す症状、中々解決できない健康の悩みをこころとからだの両面からアプローチし数々の患者さんを救っている。

2014年には医療最前線の名医「現代の赤ひげ12人」の一人に選ばれた。

colorholistic creator として
セミナーも実施中

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