2008-05

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日本におけるアーユルヴェーダ!? - 2008.05.29 Thu

themoindo.gif

アーユルヴェーダの本に、ヴァータ(V)に適した季節は秋、ピッタ(P)に適した季節は夏、カパ(K)に適した季節は冬から春の初めと書いてあります。

でも、皆さん、ちょっと待ってくださいヨ!!!。決してそのままを日本に当てはめないでください。
上のグラフ(クリックすると大きくなります。)
インドの気温(ニューデリー)の推移を見ると、
      1月  2月   3月  4月   5月   6月   7月  8月  9月  10月  11月  12月
最高気温 21  24    30   36    40    39   35   34   34   34   28    23 
最低気温 6   9    14    20    26    28   27   26   24   18   11    7
降水量 25    21   13    8     13    77  179  184   123  10    3     11

のようになります。真冬の1月で最高気温21℃ですよ!、これが冬でしょうか???
日本に季節に例えるとこれは春→夏→春→夏の繰り返しではないですか?
しかし、この事実には一切触れずに、日本語訳された、アーユルヴェーダの本には上記のような
ことが書いてあるのです。気候風土が違うのですから、そのままを当てはめること自体がおかしいのです。

気・血・水は中国、日本で用いられてきた概念、気候はまあ、インドほどかけ離れてはいないので、
そのまま、流用しても、あまり問題は生じないのでしょう。(正確には中国では気・血・津液、日本で江戸時代に気・血・水となったというお話しもあります。)
しかし、インド→チベット→中国→日本と仏教文化が伝来したように、V・P・K→ルン・チーパ・ペイケン→気・血・津液→気・血・水と各地の気候風土に合わせて変化をしてきたと想像される伝承医学の流れそして、その源流であるアーユルヴェーダには学ぶべき多くのヒントが満載されているのだと思います。

 実は今、ヴァータと気との違いについて、(もしくは同じなのか)悩んでいます。それで、インドの気温推移を調べてみたのです。インドはこれはもう、二季ですね、日本の感覚から言うと。そして、チベットのラサでは年間の最高気温が15℃位、最低が0℃以下、これはずっと冬~春か秋っていう感じですよね。ここではヴァータに相当する言葉はルン、ヴァータと同じく風という意味です。チーパはピッタと同じ火という意味、そして、ペーケンは水+土を示します。やはりヒマラヤ山脈の上にあるので、土はとても、存在が大きいのですね。→→→そして、それらが気・血・水となった。血・水は火・水とそう相違はなく感じ取ることができます。風と気はどうでしょう?・・・今悩んでいます。その正体は同じなのかそれとも違うのか。答えがでたら、また、記します。
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脈診のなぞを解く。 - 2008.05.21 Wed

脈診は橈骨茎状突起(手首の親指側の突起)を中指、その末梢側を人差し指、中枢側を薬指
で当てて、その脈を診ます。
五臓ではそれぞれ、左右の脈にどの臓にあたるか割り振りがされていますが、
要は末梢側が気・血・水の総合力を表し、中指に触れる脈は気・水の力を表し、
中枢側は水の力を現しているのだと思います。
それは腹診でも同じこと、(いずれ解説しようと思いますが)

ではなぜ、橈骨茎状突起のところでわざわざ、血管が狭苦しくなった状態を作り、脈をはかるのか?
先日、『いまさら流体力学?』木田重雄 著(丸善株式会社)のソリトンの分裂のところを読んで
合点がいったのですが、海の波が海岸(浅瀬)に近づくと高い波、低い波に分裂をしてゆきます。
そして波が分裂すると、高い波は早く進み、低い波はゆっくりと進むのです。

つまり、脈診の場合、橈骨茎状突起という浅瀬にぶつかった脈波は高い波、低い波に分裂し
末梢側へ進んでゆくわけです。つまり、脈診はソリトンの分裂という理論を応用して、脈波の
成分解析を行っていることになっていると考えられるのではないかと思ったわけです。


心臓が収縮し、血液の放出がはじまり、血管抵抗による反射が生じ、大動脈弁の閉鎖の後
心臓が弛緩し拡張してゆきます。この1サイクルで脈波が生まれるわけです。

東洋医学的に言えば、気・血・水のエネルギーが結集して心臓を収縮させ脈波を発生させるわけですが、
その、気・血・水の成分を橈骨茎状突起の浅瀬によって、三つに分解し、解析しようというのが脈診の
試みであると思われるのです。

そう考えると、謎に満ちた、脈診も神秘でも謎でもなくなってくるのではないでしょうか!?

脈診とは、海岸に打ち寄せてきた多きな波が浅瀬で、三つの波に(大波、中波、小波)分かれ
そのそれぞれの波を観察することで、気・血・水の勢いを知ることなのだと思います。

気・血・水 と 四季体質 - 2008.05.18 Sun

アーユルヴェーダでは、ヴァータ(風)、ピッタ(火)、カパ(水)
漢方では            気   ・  血   ・  水
気とヴァータの意味あいはすこし違うのかもしれません。
まあ、それはひとまずおいて置いて。

 この気・血・水を使って四季体質を表現してみましょう。

        春体質 ・血・水
        夏体質 気・・水
        秋体質 ・水
        冬体質 気・血・

        土用体質  気・・水 ⇔ 気・・水

といった、イメージがそれぞれの体質だと思います。
人には、気・血・水の三気筒エンジンがあると思ってください。
大きな文字が、それぞれの体質のメインエンジンになります。
それぞれの体質の特徴がつかめると思います。メインエンジンが快調であれば、その人も快調。
不調になれば、その体質特有の症状をきたします。

 例えば私は冬体質と春体質の間ですが、冬→春に体質が移行しようとするときは
水が気によって急に巡り出すので、鼻水やめまい、湿疹といた水毒症状がでてきます。
このような時は水余りにならないように注意することと、血を補い体を温めることが大切
です。特に、体外環境の季節が冬→春になる時は外環境の陽気も急に巡りはじめるので、
体内環境も影響を受けて、気がめぐり始めます。だから、私にとって春は要注意の季節なのです。
予防としては、冬の間から、体を動かし、汗を流してデトックスしておくこと、そしてそれを
暖かい夏がくるまで続けることです。


このように各体質の人にその気・血・水のエンジンの働き具合を意識していただくことで
ご自身の健康管理をしていただくことが出来ます。

  特に春体質の人は春、夏体質の人は夏、土用体質の人は土用、秋体質の人は秋
 冬体質の人は冬に注意が必要です。ご参考になさってください。


nalcure漢方:気・血・水 - 2008.05.14 Wed

今回は、気・血・水について。
漢方では気血水で病気を論じることもあります。
気(き)
人間の体の中を巡っている「生命エネルギー」のようなもの。
血(けつ)
体内を巡り組織に栄養を与える。≒血液。
水(すい)
血液以外の体液。

この3つの流れをバランスよく整えることで、健康を保とうとします。

これは、アーユルヴェーダにでてくる。
ヴァータ(風)・ピッタ(火)・カパ(水)の三元素で、体質を7つに分類したのと
考えが似ています。アーユルヴェーダのほうがはるかに発生が古いので、
インド→チベット→中国と渡り、各地で独特の医学に発展したものと考えるのが自然でしょう。
(仏教が伝達していったのと同じようなことですね。)


さて、この気・血・水ですが、気が虚しているとか、お血とか、水滞とか
解るようで解らない、というのが正直なところではないでしょうか?
解ったようなつもりになっていても、『本当は今一つピント来ないのよね~。』
というのが多くの皆さんの本音ではないでしょうか。

それは、気血水特に気を実感を持って認識できないことに原因があると思います。

そこで、自然律療法流に考えて見ました。

人体を自然を育んでくれる、地球に例えてみましょう。

   人体    地球
   気  →  大気
   血  →  マグマ
   水  →  海(川、池、泉、湖)

と、考えて見てください。例えば大気ですが、晴天もあれば嵐もあり、曇りもあり、雪もあり、台風もありダイナミックに変化します。大気そのものを目にするというのは困難ですが、その変化を私達は自然現象として、日頃、身近にせっしていますよね。  このようなことが、人体になると、『気』というものになるのだと思います。このように、気血水を私達の身の回りにある自然現象を例えにして照らし合わせて見るというのもいいと思います。また、そのことで、自然環境の変化が人体に及ぼす影響にも理解が深まるのではないでしょうか?

nalcure・漢方;啓脾湯 - 2008.05.06 Tue

keihitou.jpg

さて、ゴールデンウイークも今日で終わり。
久しぶりに、漢方について、書きます。

啓脾湯はやせて、顔色が悪く、食欲が無く下痢傾向の時に内服します。
nalcureでは、ホメオスターシスレベル6の人が服用するのに向いています。
体質では、秋体質と冬体質の両方あるいは、その間の体質の人です。

当院のお患者さんで、胃癌の術後に退院をされて、下痢と便秘を繰り返し中々、順調に便通が
ない、食欲も無くおかゆしか食べられないと言う人がありました。
この人は術前は秋体質、ホメオスターシスレベルは3~4。時に、5と行ったりきたり。
その人が早期胃癌が見つかり、胃の全摘出術を受けたのです。

退院して間もない頃、当初は腸イレウス防止もかねて、大建中湯を処方しました。
ところが次の日、大建中湯で激しい下痢をしたと来院されたのです。
ホメオスターシスレベルが想像した以上に低下しているようでした。
ホメオスターシスレベル3~5ぐらいなら大建中湯は問題ないはずなのですが、
6まで低下してしまっているようです。

そこで、啓脾湯を処方しました。その日の午前中の診療中のことです。
そして、昼休み後、午後の診療を始めようとした頃、その患者さんがまた、こられました。
一瞬、啓脾湯もだめだったのか・・・、と思ったのですが。
「先生、お腹がクウクウ動いて、とても調子がいいの・・。」と嬉しさのあまり報告にこられたのでした。
啓脾湯にはサンヤクといって山芋の成分がはいっています。栄養補給も多少かねるのでこういった時には最適かもしれません。

このように、nalcure漢方ではホメオスターシスレベルがどこにあるかをイメージすることで、
速やかに簡単に、適切な処方を導き出すことができます。
そのうち、nalcure waveに沿ったホメオスターシスレベルごとの症状べつの図解が完成したら
公開しようと思っています。



お知らせ、自然律療法の本があと1~2ヶ月くらいで出版になると思います。
今、タイトルを決めているところです。面白い本になりました。お楽しみに!!

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プロフィール

春田博之

Author:春田博之
はるた ひろゆき

~1960年生まれ

芦屋こころとからだのクリニック

院 長
color holisticmedicine
色彩応用医学 創設者

芦屋こころとからだのクリニックで、なぜか繰り返す症状、中々解決できない健康の悩みをこころとからだの両面からアプローチし数々の患者さんを救っている。

2014年には医療最前線の名医「現代の赤ひげ12人」の一人に選ばれた。

colorholistic creator として
セミナーも実施中

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