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こころとからだの治療 - 2014.05.03 Sat

気血水

 大阪の春田クリニックで開業しているとき、がん患者さんのセカンドオピニオン的立場としてご相談も受けていました。
例えば

 肝臓がんの患者さん

 病院での手術後、根治的治療が無く、フコイダンを飲用したいとご相談にこられました。
 フコイダンだけでがんが根治することはまず困難だと考えられますが、少なくとも体全体に良い方向で働き
 体内環境を良い方向に導いてくれることは考えられますので、飲用は問題ないのではないかとお答えしました。
 そのほか、食事療法(肝臓にできるだけ負担のかからない食生活)を説明させていただき、余命3か月と言われて
 いたところが6か月たってもなんとか日常生活を過ごせる状態でおられました。
 そんな折り、その方が「先生、元気だしたいんで、ステーキ食べたらあかんかなぁ~、牛肉はあかんて、先生に言われ ているけど、食べて元気つけたいんやわあ、頼みますわ、食べさせてください。ね、いいでしょ!?」と懇願されまし た。

 それで、しぶしぶ、ステーキを食べることを承諾しました。

 すると患者さん大喜びで、早速お昼にステーキ食べて、その夜にご報告にこられました。
 「先生~~、力出てきたわ~^、もうほら、治りました。こんなに元気ですわぁ~」
 ととても喜んでおられました。

 ところが、その患者さん、その夜高熱をだし、翌朝再診となりました。
 がんで閉塞している胆汁液を体外へ出すためのドレーンが詰まっています。
 どろっとしているんですね。

 おそらく、ステーキで吸収された脂肪分の影響で胆汁液の粘度が上がったのでしょう
 胆道閉塞になってしまったのです。黄疸がきつくなり即、入院となりました。

 その方は、その後、発熱で入退院を繰り返し、2か月後には他界されました。

 図の赤い丸の血、そこへ肉が入ってゆき、お向かいの肝臓に負担をかけてしまった典型例です。


 もう一例

 87歳の肺がんのおじいさん、手術を受け化学療法も受けることとなりました。
 それで、どこで聞きつけられたのかAHCCを併用したいが大丈夫か?と聞いてこられました。
 主治医の先生にはたぶん聞いても答えてくれないから、先生に聞きにきたと仰るのです。
 AHCCは漢方にも似ていて、化学療法の副作用も軽減するとか報告を見たことがあったような記憶が
 ありましたので、特に問題ないと思いますよとお答えしました。

 歩行時には息切れがし、痰も沢山でるのでこれもなんとかしてほしいとのこと
 それで、漢方の清肺湯も併用してもらうことに、「清肺湯の内服で痰は楽になり歩く気がでてきましたわ~」
 とおっしゃってました。

 そんなある日、これまたどこで聞きつけてきたのか、高濃度ビタミンCの点滴療法をしているところがあるので
 受けてきたいが、先生はどうおもうか!?と聞かれました。
 
 高齢で、体力を消耗した状態で、はたして単一成分を高濃度点滴して大丈夫なものか疑問でした。
 「ちょっと、焦らずに保留にされたらどうでっしょうか!?」とお答えしましたが
 もともと、せっかちな性格の方で翌日にはもう、高濃度ビタミンC療法を受けてこられたとのこと
 でその日の夜のことです。その方は体調が悪くなり、翌朝、他界されました。

 いくら水溶性ビタミンだからといって、単一成分のものを弱り切った消耗した体に点滴するというのは
 体が持ちこたえないのです。そのことが、体の丈夫なドクターには想像もつかないんでっしょうね、きっと。

 この方の場合、ネックになったのはご本人の気です。気が立ちやすい、イライラしやすい
 自律神経系の交感神経を使いすぎる性質の方なんですね、だからミネラルなどの微量成分を消耗しやすい
 それがひいては肺にも影響を与えることになってしまったのです。そして、土壇場での焦りと判断ミスを
 招いてしまいました。

 
以上のお二人の例は、はたして、もう少し別の経過があったかもしれませんし、同じであったかもしれません。
しかし、肝心要の時に過ごし方が、こうもその後の経過を左右してしまうということを皆様に知っていただきたいと思い記事にしました。

 がんという特異な疾患の治療はその疾患名だけが独り歩きし

 そのための治療も独り歩きしがちです。

 でも、体はどんな病気にかかっていようが、こころとからだのトータルで成り立っているわけで
 
 ばらんすよく、ホメオスタシスレベルとその人の性質を見極めながらコントロールしてゆかなければ

 なりません。キャッチーな名前のついた治療法は、それにすがりたいというお気持ちもわかりますが

 ともすると独り歩きしており、生命をトータルした判断を狂わせてしまうことになりかねません。

 そのことにくれぐれも注意していただきたいと思います。

 気・血・水  こころとからだ このトータルバランス力で病と対峙することが大切だと思います。
 

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経口糖尿病薬とカラーコンパス - 2012.01.23 Mon

糖尿病薬が色々と増えてきました。
自分の頭の整理のために、カラーコンパスを下じきにまとめ(^^ゞ
各図はクリックすると大きくなります。
スライド1←いつものカラーコンパス
スライド2←糖尿病薬のラインナップ
スライド3←緑は肝と筋、そこに効いていますね。
スライド4←黄色は膵臓、膵臓のβ細胞を刺激してインスリンを出しますね。
スライド5←オレンジは脾=小腸粘膜、インクレチンという消化管ホルモンと関係。
スライド6←オレンジは脾=小腸粘膜、そこにある二糖類の分解酵素それを阻害する薬。
あ~、これで、ちょっとは整理できなぁ、
薬多すぎやぁ。。。
西洋医学も大変です。でも、はっきりエビデンスの出ているものが世にでるので
簡単といえば簡単。薬の名前や出てくる酵素の名前なんかが英語やカタカナばかり
でそこが大変ですね。

シェグレーン症候群 - 2011.08.21 Sun

ドライマウス・ドライアイをきたす疾患としてシェグレーン症候群が
有名です。その病態、及び腺外病変(間質性肺炎、間質性腎炎、リウマチ
原発性胆汁性肝硬変)の関係をカラーコンパス上に図示しました。
造血は骨髄で行われ、リンパ球のT細胞の成熟が胸腺で行われます。
このうち、CD4陽性T細胞が原因となり、唾液腺細胞のアポトーシス
を引き起こしているようです。
シェグレーン症候群とカラーコンパス
カラーコンパスのAqua blueは免疫と密接に関係があります。
この疾患の根本原因はAqua blueの異常事態です。
ですから、水関係の症状、涙が出にくい、唾液が出にくいという症状が出ます。
また腺外病変としては、aqua blue は胸部ですから、間質性肺炎、そしてその
aquablueの周辺、つまりocean blue で間質性腎炎、図では抜けましたが
慢性甲状腺炎、Mount green で原発性胆汁性肝硬変
そしてリウマチ(関節もMount greenになります。)そして、morninggreen
のところで胃液分泌低下による胃炎、発現しているわけです。

 複雑に思える、シェグレーン症候群とその随伴症状も、カラーコンパス
で眺めてみると、とてもシンプル。

 治療は塩酸セビメリンで副交感神経を刺激し唾液分泌を促します。
漢方では麦門冬湯(ocaen blue~aqua blueの処方です。)
あとはaqua blue に直接働きかける免疫抑制剤の有効性が報告されて
いるそうですが、となりのocean blueの骨髄抑制や、Mount greenの
肝機能障害などの副作用の問題もあり、扱い方が大事な問題です。

自然律療法的に考えれば、シェグレーン症候群を発症させないためには
(病気になっても、できるだけ症状を出さないことが大事。)
まず、Ocean blueつまりを養うこと、ここが根っこだろ思います。

腎を養うということは、消耗しない、無用なエネルギーの発散をしないということ
つまり、イライラなどのストレスをできるだけ少なくするということ
そして、腎を養う時間帯、つまり、夜間たっぷり休むこと、夜更かししない
ことですね。

そして、aqua blueの補色のafternoon orangeも大事、
orangeは脾、小腸からの吸収エネルギー、つまり食事が大切なのです。
特に、脂肪分は小腸粘膜のリンパ管から吸収されいきなり、リンパ液
の免疫系にさらされることになります。ですから悪い脂肪分をできるだけ
摂らないこと、それは牛・豚などの脂身、マーガリン、ショートニングなど
トランス脂肪酸の多いもの、それから乳製品のとりすぎ(脂肪分結構多いです。)
もちろん、いくらいいものを食べても、食べ過ぎはよくありません。
余ったものは酸化し悪くなります。高脂肪食は最近炎症に関わり、
喘息の治療薬である気管支拡張剤の効きが悪くなることも知られています。

このように、食事に気を配ることがとても大切なのです。
カラーコンパスでもう一度、その関係を見つめ直してみてください。

本当に治したければ、外から免疫抑制剤などで、無理やり症状を抑える
のがいいのか、それとも、腎を補い、食事に気を配って、体内の自律を
図るほうが良いのか、どちらがいいか明白ですよね。

 病気は難しく考えれば、その検査も、治療もどんどん複雑になります。
シンプルに考えれば、治療は体に優しく、体調を整える方向に進みます。
そのことを踏まえた上で、治療に取り組んでください。

カラーコンパス と ホメオスターシスの立役者たち - 2011.02.05 Sat

ホメオスターシスを維持するのに必要と思われる
要素を図示してみました。
カラーコンパスと自律神経

尽力を尽くして、尽き果てた状態の時、何をしても
体力は一向に回復しません。
おそらく、必須元素のうちの微量元素を消耗しつくし
腎力がつきた(電池が切れた)状態なのだと思います。
この状態の時に役立つのは自然から得られるマルチミネラル
です。それを少しずつ蓄えて、充電を待つしかありません。
腎が尽き果てないように、常に遊びの部分を保有しつつ
生きることが肝要だと感じています。

パーキンソン病、レビー小体病 - 2011.01.19 Wed

現代医学と自然律療法パーキンソン病
最近、パーキンソン病やレビー小体病で心臓交感神経の脱落が認められる
ということが知られてきたそうです。脳だけの病気ではないということが
よくわかりますね。
そう言えば、パーキンソン病を発症して来院された方のエピソード
をおうかがいしていると、不景気で自営業の経営が困難になったり
裁判沙汰に巻き込まれたり、
何か強いストレスが重なったあとで、発病している方がほとんどです。

交感神経系の過度な緊張の連続が脳や心臓など全体に影響を及ぼして
いる結果ですね。気をつけましょう。!

すでに発病された方は、これ以上ストレスで体を傷つけないように
悪い思い癖を治してストレス回避をはかってください。




色で見る褥瘡の4段階 - 2011.01.19 Wed

褥瘡の創面の色と治癒へ向かう時の色の変化
そしてその時に使う医療材料を図示しました。
色で見る褥瘡の4段階

褥瘡面の色

 黒:皮膚が腎虚の状態、つまり厥陰。皮膚が危機的な状況にあります。
   この組織を取り除く(デブリードマンする。)ことで危機を脱します。

 黄色:壊死した組織を取り除きましたが、細菌がはびこり炎症が盛んな状態
    つまり皮膚の太陽病期です。菌を抑える働きのある塗り薬などを使います。
    (最近はあまり消毒液を使わず、清潔な生理食塩水で洗浄することが多い
     ようです。)

 赤:肉芽組織がでてきて、組織が再生している証拠。気血水の血が皮膚組織
   に巡ってきた証です。イヨイヨ回復に向かいますので、創面が乾燥しない
   ように被覆剤などで創面の湿潤環境を保ちます。

 白:治癒一歩手前まできました。創面を保護します。

 肌色:治癒です。

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プロフィール

春田博之

Author:春田博之
はるた ひろゆき

~1960年生まれ

芦屋こころとからだのクリニック

院 長
color holisticmedicine
色彩応用医学 創設者

芦屋こころとからだのクリニックで、なぜか繰り返す症状、中々解決できない健康の悩みをこころとからだの両面からアプローチし数々の患者さんを救っている。

2014年には医療最前線の名医「現代の赤ひげ12人」の一人に選ばれた。

colorholistic creator として
セミナーも実施中

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